FIAはジュネーブで世界モータースポーツ評議会の臨時会議を開き、リバティ・メディアのF1買収を満場一致で可決した。今回の承認により、リバティメディアは、F1の親会社であるデルタトプコが所有する株式の100%を取得する。リバティ・メデャアはすでに少数株式18.7%を7億4600万ドル(約759億円)で買収している。
リバティ・メディアは17日(火)、コロラドで特別株主総会を開催。社名を『フォーミュラ・ワン・グループ』へと変更し、新株を発行することが可決している。FIAは「リバティ、フォーミュラ・ワン・グループ、そしてFIAは、FIA F1世界選手権の長期的な成功と発展を確実にするために建設的な関係を確立するために共同で働いていく」と声明で述べた。「世界モータースポーツ評議会の決定は、スポーツとエンターテインメントの両方における専門知識で名高いメディア組織であるリバティへのFIAの信頼を確認するものだ」「FIAはデルタトプコの1%の株式を保有している。CVCによるリバティ・メディア社への販売の一部として、FIAとフォーミュラ・ワン・グループ間の合意と同調し、FIAは他の全ての株主と同じ条件で販売プロセスを進めていく」「FIAは、全ての投資家のために他に類をみないFIA F1世界選手権の世界的なスペクタクルをさらに発展させるためにフォーミュラ・ワン・グループの新しいオーナーと働いていくことを楽しみにしている」リバティ・メディアは“2017年の第一四半期の終わり”までに買収を完了させる予定としている。
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