FIA世界モータースポーツ評議会は、指定のタイヤ・サプライヤーが2017年シーズンに向けた準備に向けたテストを実施する機会を増やすため、フォーミュラワン競技規約の第10条2項および第10条6項の変更を承認した。さらなるテストは、2017年F1技術規約によって認められる新しいタイヤサイズを開発する目的に必要不可欠であるとみなされた。
この変更により、2016年、2017年、2018年に、2017年サイズのタイヤを装着した現行マシン延べ25台でテストが可能になる。さらに2013年あるいは2014年のマシンに、2017年のプロトタイプタイヤ(2016年サイズ)を装着してテストする機会もある。旧マシンによるこのテストは2016年にのみ適用される。2017年のF1タイヤ規格は、フロント・タイヤ幅を現行規格の245mmから305mmに、リア・タイヤの直径を325mmから405mmに広げられる。