FIA世界モータースポーツ評議会は、F1の最大レース数を20戦から21戦に引き上げることに決定。21戦からなる2016年F1カレンダーが正式に承認された。2016年のF1カレンダーは、ドイツGPの復帰とアゼルバイジャンの新規参入により、最大レース数が20から21に引き上げられた。だが、アメリカGPは条件付きでの掲載となっている。
今年オースティンで開催されたグランプリの後、サーキット・オブ・ジ・アメリカズの代表であるボビー・エプスタインは“財政が破綻しつつある”と話しており、2016年のカレンダーには“プロモーターおよびASN(モータースポーツ統括機関)の合意が必要”との但し書き付きで掲載された。前回から日程が変更されたのはメキシコGP。アメリカGPが実施された場合に連戦になるよう、日付を前倒しして10月30日に組み込まれた。アセルバイジャンンのバクーが開催する“ヨーロッパGP”は、ル・マン24時間レースとスケジュールが衝突しているが、6月19日のままで変更はない。ただし、レーススタートの時間はル・マンの終了時刻とぶつからないよう調整されるという。日本GPは前回、第17戦として10月9日の開催となっている。2016年 F1カレンダーグランプリ開催日第1戦F1オーストラリアGPメルボルン3月20日第2戦F1バーレーンGPサキール4月3日第3戦F1中国GP上海4月17日第4戦F1ロシアGPソチ5月1日第5戦F1スペインGPバルセロナ5月15日第6戦F1モナコGPモンタカルロ5月29日第7戦F1カナダGPモントリオール6月12日第8戦F1ヨーロッパGPバクー6月19日第9戦F1オーストリアGPレッドブル・リンク7月3日第10戦F1イギリスGPシルバーストン7月10日第11戦F1ハンガリーGPブダペスト7月24日第12戦F1ドイツGPホッケンハイム7月31日第13戦F1ベルギーGPスパ・フランコルシャン8月28日第14戦F1イタリアGPモンツァ9月4日第15戦F1シンガポールGPマリーナベイ9月18日第16戦F1マレーシアGPセパン10月2日第17戦F1日本GP鈴鹿10月9日第18戦F1アメリカGPサーキット・オブ・ジ・アメリカ10月23日第19戦F1メキシコGPエルマノス・ロドリゲス・サーキット10月30日第20戦F1ブラジルGPインテルラゴス11月13日第21戦F1アブダビGPヤス・マリーナ11月27日
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