イルモアは、2017年にF1への導入が計画されている2.5リッタ ツインターボ“クライアントエンジン”の独占供給元に名乗りをあげた。マリオ・イリエン率いるイルモアは、インディアにシボレーのバッチをつけて類似したスペックのエンジンを供給しており、クライアントエンジンのフロントランナーとみられてきた。
FIAは、入札への関心を11月23日までに示すよう発表していた。イルモアは「イルモアは申請した」と11月20日に Auto Motor und Sport に述べた。既存の1.6リッター V6ターボ“パワーユニット”と並行して、ハイブリッドを搭載しない2.5リッタ V6 ツインターボを600万〜700万ユーロで供給するというクライアントエンジン案は、チームや現行のサプライヤーの間で論争の的となっている。 Auto Motor und Sport は、イルモアに加え、コスワースとAERが入札に加わり、FIAは12月上旬にサプライヤーを決定すると予想している。イルモアは、2016年にルノーの1.6リッター“パワーユニット”も担当すると噂されているが、「何も決定されていないので、それについての話はしない」と述べている。
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