FIAは、2017年の導入を目指す予算制限エンジンに関心を持つメーカーにその意志を示すよう求め、計画を推し進めている。 既存エンジンのコスト制限案がフェラーリによって拒否された後、FIAは、F1に安価な代替エンジンを導入する計画を進めてきた。まだエンジンスペックは明らかになっていないが、この提案に関心を持つメーカーに対しては詳細が渡されるという。
正式な入札は開始されていないが、FIAは、各エンジンメーカーにそれぞれの技術力と財政的にプロジェクトの持続が可能であることを示よう呼びかけている。FIAは「FIAは2017年、2018年、2019年シーズンのチャンピオンシップに先立ち、独占的な代替エンジンメーカーとなり得る可能性を特定するべく、エンジンメーカー間のコンサルテーションを開始することを決定した」との内容を送付。「独占代替エンジンメーカーは前述のシーズンに参戦するコンペティターに対して代替エンジンを供給できる唯一のメーカーとなる」「コンペティター向けの代替エンジンの独占サプライヤーになることに関心を持つ候補者を特定するため、FIAは現在、関心表明を募っている。この関心表明の呼びかけはフランス国法によって定められている」 候補者は、エンジニアリング専門知識、従業員数、機械加工技能、エンジンおよびスペアパーツの供給に必要な十分な資金力、エンジン製造計画の詳細説明を含む情報を提示しなければならない。 FIAは「この文書に記載された必要事項を満たす候補者は、コンペティター向け代替エンジンの独占サプライヤー認定を目的とした入札手続きに参加する権利を与えられる可能性がある」と記載している。
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