FIAは、容易にF1スーパーライセンスを導入できないようにするためにポイント制を導入することを発表。各カテゴリーで獲得できるポイントの詳細を明らかにした。2016年以降、ドライバーがF1でレースするためのスーパーライセンスを取得するには、過去3年間で該当するカテゴリーでスーパーライセンスポイントを40ポイントを獲得しなければならない。
スーパーライセンスポイントは、F1以外の特定の選手権をトップ10で終えた者に与えられ、該当カテゴリーには、日本のスーパーフォーミュラや今のところ運営されていない“将来的なFIA F2選手権”が含まれている。与えられるポイントは、F2選手権が最も多く、トップ3以内でフィニッシュすれば必要な40ポイントを獲得できる。他にもGP2でトップ2以内、ヨーロッパF3、WEC、インディカーで優勝すれば同様のポイントを獲得できる。しかし、近年、多くのドライバーがF1参戦までにたどってきたフォーミュラ・ルノー3.5のタイトルだけではスーパーライセンスに届かない。FIAによって各カテゴリーの“格付け”が再定義されたカタチだ。また、スーパーライセンスを受給するには18歳以上であること、有効な運転免許を獲得していること、現代のF1マシンによる300km以上のテストを完了していることが要求される。さらに、今後の志望者はF1スポーティングレギュレーションのテストにもパスしなければならない。F1スーパーライセンス ポイント表選手権1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位F26050403020108643GP2504030201086432ヨーロッパF340302010864321WEC (LMP1クラス)40302010864321インディカー40302010864321GP340302010864321フォーミュラ・ルノー3.530201510753210スーパーフォーミュラ2015107532100FIAナショナルF410752100000ナショナルF310752100000フォーミュラ・ルノー ユーロカップ(ALPSもしくはNEC)5310000000
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