元FIA会長のマックス・モスレーは、F1チームが“存続”と闘っているのは、部分的にジャン・トッドが無力なためだと警告した。在任中、F1のコストカットを推し進めていたマック・モズレーは、現在のF1は再びコストが急騰しており、2014年にはV6エンジンの導入によってさらに苦難に陥っていくと考えている。
「何も行われなければ、F1の存続に関わる。F1は縮小していくだろう」とマックス・モズレーは Welt am Sonntag にコメント。「問題は、小さなチームが上位勢との競争に苦労していることだ」「その結果、彼らは最終的にスポーツから締め出される。彼らは諦めることを強いられる。再考するにはぎりぎりの時だ」しかし、マックス・モズレーは、バーニー・エクレストンがF1の利益を十分にチームに分配してないことが問題だとの見方を否定した。バーニー・エクレストンがより多くのお金をチームに与えることが解決策になるかどうか質問されたマックス・モズレーは「ビッグチームはエイクレストンからより多くのお金を得ることになり、これまでより多くのお金を使うようになるだろう」とコメント。「大きい、小さいに関わらず、全てのチームに義務的な出費制限をかけることが妥当な解決策だ。全てのチームがより少ないお金を費やすようにならなければ、F1は事実上変わらないだろう。それは全員にとって公平になるだけだ」マックス・モズレーは、彼の後継者ジャン・トッドが、コスト削減について馴染みがないことが主な製人だと批判した。「私の後継者ジャン・トッドは、決してコスト削減に馴染みがなかった」とマックス・モズレーはコメント。「FIAが、コスト管理の問題にきちんと対処してこなかった。F1は今、大きな問題を抱えている」
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