FIAは、2011年からF1のチームオーダー禁止を撤廃することを世界モータースポーツ評議会で発表した。2011年からF1スポーティングレギュレーションの変更がいくつか発表され、FIAは「チームオーダー禁止状況(39.1)は削除される」と述べた。しかし、チームオーダーによってスポーツに悪評をもたらしたと考えた場合はチームを罰することができると述べた。
「スポーツに不名誉をもたらす行動をした場合、国際競技コード151C条や関連する条項によってチームは処分される」今年のF1ドイツGPで、フェラーリがフェルナンド・アロンソを勝たせるためにフェリペ・マッサに順位を譲るように指示したことでチームオーダー論争が勃発。フェラーリは10万ドルの罰金を科せられたが、さらなる罰則は強いられず、FIAはチームオーダー規約の明確化を誓っていた。またFIAは、2012年シーズンから全てのチームラジオを放送に利用できるようにするとした。