フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーである中国人ドライバーの周冠宇(チョウ・グアンユー)が、2017年にプレマからヨーロッパF3選手権に参戦することが発表された。周冠宇は、2015年にプレマからイタリアF4に参戦して2位でシーズンを終えており、チームに復帰することとなる。今年はモトパークでF3に参戦し、2度の表彰台を獲得して13位でシーズンを終えている。
プレマは、F3でフェラーリ・ドライバー・アカデミーと強い歴史があり、2013年にはラファエレ・マルチェロがタイトルを獲得し、2014年にはアントニオ・フォコがレースで勝利を挙げている。チーム代表のレネ・ロージンは「我々のチームにチョウとフェラーリ・ドライバー・アカデミーを迎えることを嬉しく思っている」とコメント。「我々は2015年に彼と仕事をしており、すでに彼のスキルは評価している。我々は彼のシングルシーターでの初シーズンにおける成長を手助けした」「2016年に価値ある経験を積んだあと、彼がヨーロッパの戦いで初めて優勝する中国人ドライバーになることを願っている」周冠宇は、カラム・アイロットに次ぐ気、2017年のプレマF3チームで発表された2人目のドライバーとなる。残る二人は、ミック・シューマッハとマキシミリアン・ギュンターが起用されると見られている。
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