スクーデリア・フェラーリは2026年F1中国GP初日、ルイス・ハミルトンが4番手、シャルル・ルクレールが6番手でスプリント予選を終え、2台そろってSQ3に進出した。トップ争いに食い込む位置ではあるものの、マクラーレン勢の後塵を拝する結果となった。ハミルトンはFP1序盤にスピンを喫しタイヤをフラットスポットさせた影響でプログラムに影響が出たが、スプリント予選では4番手まで挽回した。
フェラーリはプラクティス後に“フリップフロップ”リアウイングの使用を見送り、前戦で使用した仕様へ戻している。決勝ではスタート次第で上位争いに加わる可能性もあるが、優勝争いには依然として課題が残る状況だ。バスール『結果以上にポジティブな内容』フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、スプリント予選の内容を前向きに評価した。「今日のスプリント予選は、結果が示している以上にポジティブな内容だった」「ルイスはマクラーレン勢との非常に接近した戦いの中で良い仕事をした。シャルルも非常に競争力があったが、SQ3の2回目のランでは最終セクターが十分ではなかった」「何が起きたのかを理解するためにデータを詳しく分析する必要がある。最初のアタックと同じエネルギーデプロイメントができていなかった」「明日のスプリントで何ができるか見ていくことになるが、我々は再び堅実な結果を狙えると確信している」「フリープラクティスでは逆向きのリアウイングを装着して追加の走行距離を稼いだ。マシンに導入する前にデータを集めるためだ」ハミルトン『マシンのフィーリングは素晴らしかった』ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、難しいプラクティスから立て直したチームの仕事を評価した。「今日はセッションの内容にとても満足している。難しいプラクティスの後で、チームがマシンをより良いウインドウに持っていってくれた」「スプリント予選では運転していて本当に素晴らしいフィーリングだった」「マラネロではストレートでのパフォーマンスをさらに見つける必要がある。そこが今の僕たちの主な弱点だ」「ただコーナーでは強さがあるし、それは励みになる。全体としてマシンのフィーリングは良かったし、明日のスプリントは週末をさらに築き上げる良い機会になる」ルクレール『フロント勢はまだ一歩先にいる』シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、SQ3でのパフォーマンス不足を悔やんだ。「良いセッションではなかった」「SQ3の2回目のラップでバックストレートでコンマ5秒ほど失ってしまった。その理由を分析して、明日に向けて改善しなければならない」「スプリントレースでは今日より少し強くなるはずだと思っている」「ただフロントランナーはまだ一歩先にいるように見えるので、どうやって挑戦できるか見ていく」フェラーリにとって中国GP初日は、上位争いに加わりながらも課題が残る内容となった。スプリントでのスタートと戦略が、上位進出の鍵を握ることになりそうだ。
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