フェラーリは、来月の世界モータースポーツ評議会でさらなる処罰が科せられた場合、民事訴訟を起こす準備をしているという。長年、FIA会長を務めたマックス・モズレーは、7月のドイツGPでのチームオーダーにより違法に順位を入れ替えた「両マシンと両ドライバー」がはポイントを剥奪されるべきだと述べた。イタリアの La Gazzetta dello Sport は、そのような処罰が下された場合、フラビオ・ブリアトーレがモータースポーツからの永久追放を覆したように、フェラーリも民事訴訟に持ち込む準備をしていると報じている。
しかし、今のところフェラーリは9月8日の公聴会についてはコメントしていない。「このような状況における最高の方策は、FIAの最高レベルの人々を尊敬し、信用することだ」とフェラーリは述べた。同紙は、フェラーリは「チームオーダー」とされる行為は、実際にはマッサのレースエンジニアであるロブ・スメドレーが状況を説明していただけであると弁護するだろうとしている。またフェラーリは、ライバルチームのレースの影響を及ぼさない限り、チームオーダーは認められるべきだと反論するとされている。関連:マックス・モズレー 「フェラーリは厳罰に値する」 - 2010年8月22日
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