FIAは、ドイツGPでのチームオーダー問題について、フェラーリを9月8日(水)にパリで開催される世界モータースポーツ評議会の公聴会に召喚することを発表した。ドイツGPのスチュワードは、フェラーリがレギュレーションで禁止されているチームオーダーを使用して、レースをリードしていたフェリペ・マッサにフェルナンド・アロンソを先に行かせるよう指示したと判断。10万ドルの罰金を科した。
フェラーリはこれを受け入れ、上訴しなかったが、FIAはスポーティングレギュレーション第39条1項にある「レース結果に影響を及ぼすチームオーダーは禁止する」という規定を破ったフェラーリを公聴会に召還することを決定した。FIAは月曜日に声明を発表。「FIA会長は、彼のイニシアチブによって2010年3月11日に可決した懲戒手順の新しいルールに従い、世界モータースポーツ評議会の判定組織にこの問題を提訴することを決定した」と述べた。