スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールが、2024年F1第10戦スペインGPの予選を振り返った。カルロス・サインツJr.は最終プラクティスセッションでトップタイムを記録し、シャルル・ルクレールは少なくとも自分のマシンについては昨日よりもずっと満足そうだった。ルクレールはノリスのドライビングに不満を抱き、FP3でマクラーレンに接触したかのように見えた理由についてチュワードに説明しなければならなかったが、幸いにも叱責だけで済んだ。
フェラーリは、2台のマシンでポールポジションを獲得できる可能性が高そうだった。さらに、予選で2セットのタイヤのみでQ3に進出したことで、その可能性はさらに高まった。Q3に進出したルクレールは、突然チームメイトよりも優位に立ったが、肝心なところでペースが上がらず、3列目まで順位を下げた。フェラーリにとっては少し残念な結果だった。フェラーリはここでかなりの数のアップグレードを行っているため、もう少し上位を期待していたかもしれない。「全体的にはまずまずのセッションだったが、数1000分の1秒でもでも改善の余地があったかもしれない」とフレデリック・バスールは語った。「しかし、それはゲームの一部であり、受け入れるしかない。レースを楽しみにしている。すべてをまとめ上げなければならないが、3列目からでもしっかり巻き返せる自信がある」「明日は両ドライバーにソフトタイヤを1セットずつ残しておくことにした。これで有利になるかどうか、特にこのコースのようにタイヤのマネジメントが大きな違いを生むようなコースでは、様子を見ることになるだろう」「シーズン終盤まで、浮き沈みのある厳しい戦いが続くことは分かっている。だから、常にポイントを獲得することが目標だ。明日の妥当な目標は? 表彰台だ」
全文を読む