シャルル・ルクレールは、2024年までの契約を超えてフェラーリに残留するつもりのようだが、チームメイトであるカルロス・サインツの将来にはさらに大きな疑問符が付いている。ロシアのF1解説者アレクセイ・ポポフは自身のポッドキャストで、ルクレールが契約延長に同意したというイタリアからの複数の報道を聞いたと語った。
報道によると、ルクレールは2025年と2026年の新たな2年契約にさらに3年間の総額約1億8,500万ユーロ(約290億円)相当のオプションを付けた契約を結んだという。「彼は他にどこへ行くべきか?」とポポフは訝しむ。「彼がチャンピオンになれるようなチームに枠はない」「ブラウンGPのような話があることは歴史的に知っているが、それを事前に計算するのは不可能に近い。だからルクレールの立場なら、フェラーリに残って風向きが変わることを願う方が良いだろう」同時に、ルクレールの現在のチームメイトであるカルロス・サインツが、2026年以降にザウバーと提携するフォルクスワーゲン傘下のブランドであるアウディと実際に何らかの事前契約を結んだという噂もある。彼の父がアウディからダカールラリーに参戦していたことも噂に拍車をかけている。一方、マックス・フェルスタッペン陣営に近いオランダのDe Telegraafは、レッドブルがセルジオ・ペレスの契約条項に2024年からの減俸条項を発動させる可能性があると伝えている。この条項は、ペレスがシーズン中盤の時点でフェルスタッペンに125ポイントもの大差をつけられていることに左右される可能性がある。こうした噂は、ペレス陣営に近いメキシコ人ビジネスマンが、33歳のペレスがレッドブルでマックスと同等の待遇を享受しているかどうかを疑問視していることから生まれた。テルメックス財団の最高経営責任者で、レスのメキシコのチーフスポンサーであるカルロス・スリムの娘と結婚しているエリアス・アユブは「マックス・フェルスタッペンがグリッド上で最高のドライバーであることに疑いはない」とMarca Mexicoに語った。「しかし、マックスが2位のチェコより20秒以上リードしているのは、フェルスタッペンのマシンが他のマシンよりもはるかに速いからにほかならない」「ドライバーだけでこれほどの差が出るはずはない」