フェラーリは、F1モナコGP初日のフリー走行でフェルナンド・アロンソが1番手、フェリペ・マッサが4番手だった。フェルナンド・アロンソ (1番手)「まだ木曜日なので、タイヤの挙動を確認し、サーキットに慣れることを一番の目標にした。このサーキットでは、セットアップを大きく変えることで0.05秒縮めることができるかもしれないけど、自分のドライビングを信じれば 0.5 秒縮めることができる。なので、チームはマシンの一番良い状態を見つけ出し、快走できるように作業に取り組んだ」
「すべきことは山積みだし、改善の余地もかなりある。明日からの数日、さまざまなカテゴリーのマシンがこのサーキットを駆け抜けるので、路面状態は日曜日までに良くなっているだろう。2日後も最適なマシンバランスを見つけ出せるといいのけどね。バルセロナの予選でレッドブルの強さを目の当たりした後では、悲観的な見方が出てくるのはしょうがないと思う。ただ、モナコではマシンのセットアップがうまくいけば、エアロダイナミクスのダウンフォース以上の差をつけられると思っている。それに、キミが昨年、ポテンシャル的にはF10に大きく劣るマシンでポールを狙える位置にあったことを考えると、フェラーリにはすでに良いベースラインがあると言える」フェリペ・マッサ (4番手)「この状況はバルセロナとまったく違う。たった1週間でマシンの安定感がかなり良くなっている。非常に走りやすく、グリップもあった。F10にも、今日の流れにも満足していると言うべきだろう。それでも、今週末の残りに向けて準備万端の体制を整えるために、やるべきことはたくさん残っている。トラフィックは、特にQ1で大きな問題になるだろうね。トラフィックにできるだけうまく対応できるようにしなければならない。モナコで完璧なラップをこなすのは、なかなか難しい。低速コーナーが多く、そこでタイムをロスすると絶対に取り戻せない。逆に、それがうまく行くとすごく気持ちがいいんだよね」クリス・ダイアー「今日は良い日でした。モナコのサーキットでマシンを傷つけることなく、3 時間のフリー走行を終えることができたのが何よりです。おかげで、両ドライバーがプログラムをすべて予定通りにこなせました。それでも、午後のプログラムの一部については、雨が近づいてきていたので、少し時間を切り上げなければなりませんでした。マッサもアロンソも、マシンのハンドリングに満足しているようですし、ブリヂストンが今回持ち込んだ 2 種類のタイヤについても、両方とも感触が良いようです。ライバルチームの燃料搭載量が分からないので正確に比較するのは難しいですが、フェラーリは決勝で上位を狙える位置にいると言っても差し支えないと思います」関連:・F1モナコGP フリー走行2回目:フェルナンド・アロンソが再びトップ・F1モナコGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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