フェラーリは、スペインGPの予選とレースでもFダクトを搭載する。金曜日のフリー走行では、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの両ドライバーが最新版のFダクトをテストしていた。フェラーリのテクニカルディレクターのアルド・コスタは、装置の操作に関してアロンソとマッサに問題はなかったと語り、Fダクトはストレートスピードの改善に役に立つとしている。
「我々の場合、改良はボディワーク上にあり、リアウイングに関連したものなので、ディフューザー自体の挙動に直接影響してくる」「いくつかの状況でリアウイングのパフォーマンスを向上させるために研究されたシステムだ。ドライバーの操作に関しては、ご存知のように、ドライバーはマシンのいくかのシステムを使用するように訓練されている」「彼らは標準的にフロントフラップアジャスターを使っているし、ブレーキバランスを使っている。去年、彼らはKERSシステムを使用していたので、大きな問題なくFダクトも使うことができる」関連:Fダクトとは