スクーデリア・フェラーリは、F1サウジアラビアGPに向けてパワーユニットの交換を行い、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツに新たなエレメントを搭載した。今週初め、フェラーリはルクレールがF1バーレーンGPでリタイアした後、3基目のコントロールエレクトロニクスに乗り換えることになり、第2戦で10グリッドペナルティを受けることを発表した。
金曜日、ジェッダ・サーキットのピットレーンからマシンが走り出すと、FIAが発行した書類にはルクレールのコントロールエレクトロニクス交換と、その他の多くの交換が確認された。ルクレールとチームメイトのカルロス・サインツは、この週末に向けて新しい内燃機関を搭載し、ルクレールは「さらなる予防措置」としてMGU-Hも交換した。一方、メルセデスを搭載するマクラーレンは、バーレーンGPで問題を抱えたランド・ノリスのマシンのパワーユニットコンポーネントを交換した。レッドブルでは、セルジオ・ペレスに2基目のエネルギーストアとコントロールエレクトロニクス、新しいギアボックスケースとカセット、新しいギアボックス駆動系、ギアレンジ部品、補助部品が与えられている。現状では、パワーユニットの許容量を超えたとしてジェッダでグリッド降格となるのはルクレールだけで、それ以外のドライバーはペナルティなしとなる。