カルロス・サインツJr.は、スクーデリア・フェラーリが、今週末のF1フランスグランプリで新品のF1パワーユニットを投入してグリッドペナルティを消化するかどうかをまだ検討していると語る。カルロス・サインツJr.は、前戦F1オーストラリアGPで表彰台を目指しているときにエンジンがブロー。F1-75は炎上して大きなダメージを負い、今シーズンの11レースで4度目のDNFを記録した。
カルロス・サインツJr.は、すでに内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hの最大使用基数(ドライバーあたり年間3基まで許可)を使用しているため、それ以上の変更はグリッドペナルティを受けることになる。スクーデリア・フェラーリには、すでにプールにあるエンジンやその他のコンポーネントを使用するオプションがあるため、カルロス・サインツJr.がペナルティを受けるのを遅らせることはできる。エンジン交換が差し迫っているかと質問されたカルロス・サインツJr.は「そこはまだ評価中であり、僕たちはまだ利用可能なすべてのオプションを検討している」とコメント。「また、オーバーテイクがどうなるのか、暑さやタイヤですべてがどのように機能するのかをも少し確認する必要がある。決定を下していくけど、当然、それが起こる可能性がある」