スクーデリア・フェラーリのレーシングディレクターを務めるローラン・メキーズが、2022年F1第11戦オーストリアグランプリのスプリントを振り返った。スプリントでは、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.が序盤にチームメイト同士でバトル。結果として優勝したマックス・フェルスタッペンが逃げる隙を作った。
決勝では、13番手から5位まで追い上げたセルジオ・ペレスがその戦いに加わる。ローラン・メキーズは、両方のドライバーの“貢献”が必要になると語った。「今日のスプリントレースでは、このトラックでも、我々と主要なライバルとの間が本当に近いことが確認された。レースコンディションでこれを確認することが重要であり、今日の午後の23周でそれが確認されたと思う」「明日のはレースは非常に接戦となり、何が起こるか分からない。詳細が重要になる。そのため、現在、マラネッロの同僚とともに、パッケージを最大限に活用する方法を見つけるためにすべてを詳細に分析している」「特にスティントの開始時と終了時のタイヤマネジメントがキーエレメントになる可能性があり、我々は巡ってくるあらゆる機会を最大限に活用する準備を整えておく必要がある」「セルジ・ペレスが今日の午後にいくつか順位を上げたことで、明日は再び2対2のケースとなる。したがって、結果を得るには両方のドライバーの貢献が不可欠となる」