フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、バーレーンGPでのフェラーリのパフォーマンスはまだ8割程度だと考えている。1-2フィニッシュという完璧な結果で2009年の困難な記憶を払いのけたフェラーリだが、レースの午前中のエンジン交換するという信頼性ついての懸念はあった。「表彰台の1位と2位を達成という素晴らしい結果を成し遂げたときに自分自身を評価しないなら、そのあと何を言えばいいんだい」とステファノ・ドメニカリはコメント。
「しかし、解決しなければならない問題を我々が抱えていたことを考えれば8割程度だったと言える」ドメニカリは、オーストラリアGPに向けて問題を解決する必要があると考えている。「我々は、バーレーンでの3日間に直面した全ての問題をチェックした」「もちろん、最終的な結果は非常に良かった。開幕戦で1位と2位は素晴らしい結果だ。本当に素晴らしい結果だが、我々にはかなりの長さの問題リストがあることがわかったし、次戦オーストラリアGPのスタートまでに解決するためにそれらに取り組む必要がある」問題はあったが、バーレーンでの結果はマラネロのファクトリーの士気を高めるには不可欠だったとドメニカリは語る。「確かに開幕戦での1-2は、非常に素晴らしい結果だったし、マラネロの全員を安心させた」「我々は非常に困難な冬を過ごしたし、昨シーズンを忘れていないので、感情的にも大きな後押しとなった」「開幕戦を戦わなければわからなかったし、シーズンは非常に長い。確かにクルマに競争力があるということは良い兆候だが、チャンピオンシップに勝ちたいチームは他にもいる。メルボルンでの次のグランプリで状況が違っているであろうことはすでにわかっている」「しかしスタート地点は異なるし、我々はここから素晴らしい結果を達成することができると思う」
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