スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティアビノットは、2026年にF1が新しいエンジン形式を導入したときにポルシェとアウディがF1に参戦する可能性を歓迎した。ポルシェとアウディのF1参戦の噂は過去数か月にわたって噂されてきたが、フォルス・グループの経営陣は今月初めにドイツのヴォルフスブルクで開催された会議でポルシェとアウディのF1エントリーの可能性に賛成票を投じた。
F1エントリーが明確なものとなる前に最終決定されなければならない詳細はまだたくさんあるが、マッティア・ビノットは、F1に参加する2つのブランドに賛成している他のチームプリンシパル陣に加わった。「ポルシェとアウディがF1に参加することとてもうれしく思っている」とマッティア・ビノットはRacingNews365.comを含むメディアに語った。「それはスポーツにとっても、F1にとっても素晴らしいことだと思うし、そのようなブランドと競争することは我々にとっても素晴らしいことだと思う。全体として、我々は非常に満足するべき良いニュースだと思う」レッドブルのクリスチャン・ホーナーとメルセデスのトト・ヴォルフあh、どちらもアウディとポルシェがF1に到着する可能性をすでに歓迎している。しかし、マッティア・ビノットは、2026年のF1エンジン規制が6月にFIA世界モータースポーツ評議会に提出される前に、まだ議論と最終決定が必要であると警告した。「金融規制については、最終化して正式化する必要があり、まだオープンなポイントがある」とマッティア・ビノットは述べた。「ニューカマーとは何か? ニューカマーをどのように定義するのか? ニュカーマーの利点は何か? すべてを明確にして定義する必要がある」「技術的な面では議論にまだオープンなあるポイントがあり、前進して最終決定する必要があることがたくさんある」「今から6月まで、時間は確かに非常に短いので、優先度の高いものとして取り組む必要がある」マッティア・ビノットがいうように、アウディとポルシェは、2026年のF1エンジンに制限のない予算で現在参戦しているメーカーよりも早期に集中して取り組むことができる。また、同時にレッドブル・パワートレインズが“ニューカマー”として新たにF1エンジンを製造することになるが、ポルシェと技術提携を結ぶと考えられている。