フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今シーズンのオフ期間にカルロス・サインツとの契約を2023年以降まで更新する方向で検討すると認める。最終戦F1アブダビGPでは、タイトルを争うマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンに完全に隠れてしまったが、表彰台の最後のスポットにはカルロス・サインツが立った。
「フェラーリでの最初のシーズンを表彰台で終えられるなんて魔法のようなシーズンだ」とカルロス・サインツはコメント。「これでチャンピオンシップ5位になれたと思う」今年、マクラーレンからフェラーリに加入したカルロス・サインツだが、シーズン序盤は今後のフェラーリF1を背負って立つ期待がかけられているシャルル・ルクレールのペースに匹敵でいないことがあった。しかし、フェラーリのF1マシンに慣れてくる徐々に調子を上げ、最終的にランキング7位となったシャルル・ルクレールを上回る成績でシーズンを終えた。カルロス・サインツとフェラーリF1との契約は2022年までとなっている。しかし、今季の活躍を考えれば、さらにカルロス・サインツとの契約をさらに延長することを考えているかと質問されたマッティア・ビノットは「カルロスにとっては素晴らしい年だった」とコメント。「1年前に彼と契約したとき、冬に今シーズンの間に起こったこと全てをレビューし、話し合うことになると話をした」「したがって、この冬にそうすることになる。シーズン全体を振り返る合同レビューを行い、今後どうするかについて話し合う」マティア・ビノットは、今年のカルロス・サインツの仕事はチームの期待に十分に沿うものだったと語る。「カルロスと契約したとき、我々としてはコンスタントにポイントを獲得することができる2人の優秀なドライバーが欲しいと思っていた。今シーズンはそうなった」「今シーズンのカルロスに非常に満足している。彼にとってフェラーリとは初めてだったし、簡単なことではなかったはずだ」「だが、我彼と契約したのは、彼がポイントを獲得でき、学ぶことができる優秀なドライバーだからだ」