フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、体調不良によってイタリアに帰国。F1アブダビGPを欠席するが、新型コロナウイルスではないとしている。今年、マッティア・ビノットは、トルコとバーレーンの2つのレース週末を欠席し、ファクトリーで2021年F1マシンの開発を指揮した。その間、現場のリーダーシップはスピーティングディレクターのローラン・メキーズが引き継いでいた。
マッティア・ビノットが木曜日に帰国したことで、今週末も再びローラン・メキーズがチームの指揮をとることになる。一方、マッティア・ビノットは軽度の病気から回復するために数日間の休養をとるとされている。したがって、セバスチャン・ベッテルのフェラーリF1との最後のレースの場にマッティア・ビノットは不在ということになる。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、今シーズン限りでフェラーリを離れ、来年はアストンマーティンに移籍。フェラーリには後任としてマクラーレンからカルロス・サインツが加入する。現在、フェラーリは、コンストラクターズ選手権で131ポイントを獲得して6位につけており、5位のルノーから41ポイント、8位のアルファタウリ・ホンダからは28ポイント差となっている。
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