フェラーリは、2021年のF1世界選手権に向けたドライバーランナップの確定=セバスチャン・ベッテルとの契約交渉を急いではいない。クリスマス直前、フェラーリはシャルル・ルクレールとの契約を2024年まで延長したことを発表。セバスチャン・ベッテルは2020年まで契約を結んでいるが、ナンバー1のステータスを失った。
「オーストラリアに臨む際、ナンバー1はいない」とフェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは認める。「2019年シーズンを開始したときは、ルーキーと経験豊富なドライバーだったため、状況は異なっていた」だが、シャルル・ルクレールは現在明らかにフェラーリの非公式の優先ドライバーだ。それでも、マッティア・ビノットは4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルとどうしていくかを急ぐ必要はないと語る。「プレシャーはない」とマッティア・ビノットは語る。「セブはフェラーリの一員だ。彼が今後どのようなことを望んでいるか、我々は何をしたいのか、まだできていないものはないか見るけるために彼と協力していく」「だが、我々はベッテルとルクレールがフィールドで最高のドライバーペアだと信じている。セブと将来について交渉するための時間は十分にある」