元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、2020年のF1世界選手権はセバスチャン・ベッテルにとって“デリケート”なシーズンになると語る。フェラーリは、クリスマス直前にシャルル・ルクレールとの契約を2024年末まで延長。一方、これまでのナンバー1ドライバーであるセバスチャン・ベッテルの契約は2020年末で失効する。
「ルクレールはハードレーサーであり、チャンピオンになることができる知的な少年だ」とルカ・ディ・モンテゼモーロは Sky Italia に語った。「ドライバーとして、自分たちのためだけでなく、フェラーリにレースをしていることを知らなければならないので、チームにとってネガティブの瞬間があったことは確かだ」「(マッティア)ビノットととチームは大きな責任を抱えることになる。そして、デリケートな問題も抱えるだろう」だが、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが、今年フェラーリへの貢献を証明できる可能性があると考えている。「ベッテルは落ち着いて、自分の能力に自信を持つ必要がある。彼は非常に強い」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語る。「また、彼はチームと非常にオープンな対話をしなければならない。しかし、契約が満期を迎えるときは常にデリケートな年になるものだ」フェラーリのF1チームのボスであるマッティア・ビノットも、2020年には重要な仕事を担うことになると認める。「確かに何かが起こるだろう」とマッティア・ビノットは語る。「シーズンが始まったらもっと真剣に検討すべきトピックだが、フェラーリが幸運なのは、我々のところに来たいと思っているドライバーがたくさんいることだ」「しかし、現在の我々のドライバーは、1人が経験豊富で、もう一人は若く、二人とも強力だ。2021年に何をするかを考えるのは時期尚早だ」
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