フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2019年F1マシン『SF90』を設計した時点で両方のチャンピオンシップで負けていたと率直に語った。フェラーリ SF90は、プレシーズンテストで有望なパフォーマンスを発揮しており、メルセデスさえも今年はフェラーリが支配的な勢力として2019年をシーズンを開始すると考えていたが、実際にはうまくいかなかった。
フェラーリ SF90のロードラッグのアプローチはコーナーリングが弱点であり、逆のアプローチをとったメルセデスがタイトル6連覇を達成している。フェラーリはシーズン途中にトップスピードを犠牲にしてダウンフォースを追加する方向に切り替えたが、マッティア・ビノットは元々の設計が間違った哲学を採用していたことを認める。「昨年このマシンを設計していたときに我々は負けていたと思っている」とマッティア・ビノットは Racefans.net に語った。「結局、シーズン序盤に競争力がなかった。そして、それには理由がある。我々の設計は、主要な競合他社ほど優れていなかった」今シーズン、マッティア・ビノットは、フェラーリでの広範な再編の一環としてマウリツィオ・アリバベーネに取ってチーム代表の役割にステップアップした。2019年シーズンが終了し、マッティア・ビノットは2020年進む準備はできていると語る。「大変なシーズンだったし、やるべきことがたくさんあった。 チームを再構築し、再編成しました」とマッティア・ビノットは説明する。「その間、我々は常にクルマに取り組み、改善しようとしたが、少なくともある程度はシーズンを通してそれができたと思っている」「そして、今シーズンが終わった今、我々は次のシーズンに進む」
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