フェラーリは、F1オーストラリアGPの決勝を、セバスチャン・ベッテルが4位、シャルル・ルクレールが5位で終えた。マーティア・ビノット (チーム代表)「金曜日が始まってからずっとこのトラックでの感触は良くなかった。セットアップでいろいろと試してみたが、適切なバランスを見い出すことができなかった。予選パフォーマンスは我々がアルバート・パークへの順応に苦戦していることを示している」
「レースでは第1スティントで上位勢についていこうとしたが、シャルルがわずかにミスをしてしまい、ついていけなくなった。ピットストップ後、セブのマシンはミディアムタイヤで一度もまともなグリップレベルを得られることができなかたし、先行マシンにアタックできなかった。フェルスタッペンを抑えきれなくなったとき、我々は最後まで走りきるためにタイヤを管理することが最も重要だと判断した。シャルルが追いついたときはいかなるリスクも犯したくないと思った。分析するための大量のデータを得てオーストラリアを離れる。2週間後のバーレーンのレースで本来の競争レベルを取り戻す方法を見い出すためにそれらの情報を生かしていく」 セバスチャン・ベッテル (4位)「週末全体でクルマには満足できていなかったけど、今日はさらに苦しんだ。レースで僕があそこまで遅かったのは、クルマがピットストップで履いたミディアムタイヤで十分なグリップを見い出せなかった部分が大きい。僕たちはチームとして4位と5位でまずまずのポイントを獲得することができたけど、これはほんの数週間前に僕らが目指していた結果ではない。今後数日でデータを詳しく分析して、すぐにやってくる次のレースに準備する必要がある。ここで収集した情報を全て見直せば理解深められると確信している。でも、今日はこの結果が僕らにできるベストだった」シャルル・ルクレール (5位)「マックスを抜いて、メルセデスと戦っていたセバスタンに並ぶことができたという点では良いスタートだった。それによって最初のS字の出口で芝生にホイールがを芝に落とさるを得なくなってしまい、マックスに抜き返されてしまった。初めはクルマはドライブが容易ではなかったし、最初のコーナーで小さなミスをして、何秒かタイムを失った。ピットストップでハードタイヤに交換した以降はクルマが本当に良くなったし、プッシュできるようになった。終盤はセバスチャンに近づいたけど、チームはポジションをキープすることを決めた。トップ3は今日の僕たちの手の届くところにはなかった。まずまずのポイントを持ち帰ることはできたけど、これからエンジニアたちと仕事をして、どうして想定したほどの強さがなかったのかを理解しなければならない」関連:【動画】 2019年 F1オーストラリアGP 決勝 ハイライト
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