フェラーリF1チームは、2月18日(月)からバルセロナでスタートする2019年最初のプレシーズンテストのドライバー日程を発表した。フェラーリは2月15日(金)に2019年F1マシン『SF90』を発表。スクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して名づけられたマシンには、マット塗装のレッドとブラックというこれまでとは異なるカラーリングが施された。
今年、フェラーリは、フィリップ・モリスと推進する“Mission Winnow”というイニシアティブをチーム名に追加して『Scuderia Ferrari Mission Winnow(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィナウ)』として参戦。新チーム代表にマッティア・ビノットが就任し、セバスチャン・ベッテルのチームメイトとしてシャルル・ルクレールが加入するなど、F1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせる。フェラーリは、第1回バルセロナテストの4日間の担当ドライバーを発表。初日はセバスチャン・ベッテルが走行を担当し、フェラーリ SF90を公式デビューさせる。2日目にはシャルル・ルクレールが走行を行い、以降一日交代でテストを行う。2019年最初のプレシーズンテストは、2月18日(月)から21日(木)までの4日間、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。フェラーリ 第1回バルセロナテスト 担当ドライバー2月18日(月) セバスチャン・ベッテル 2月19日(火) シャルル・ルクレール 2月20日(水) セバスチャン・ベッテル 2月21日(木) シャルル・ルクレール 昨シーズンは、フェラーリは重要な局面でチームオーダーを発令することを躊躇い、メルセデスにタイトルを明け渡し、戦略面でのミスを批判された。しかし、新たにフェラーリのF1チーム代表に就任したマッティア・ビノットは、序盤戦に判断を迫られるような状況になった場合にはセバスチャン・ベッテルを優先すると語った。「それが普通のことだと思っている。特にシーズン序盤はね。そのような特定の状況になった場合には我々はセバスチャンを優先する。我々は彼を指針としてチャンピオンシップを狙っていく。だが、贔屓するようなことはしない。絶対的なプライオリティはフェラーリが勝つことだ」