フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、2019年のF1世界選手権ではフェラーリが“ファイターからウィナー”へとメンタリティを変える必要があると認める。スクーデリア・フェラーリは、2008年に最後にコンストラクターズタイトルを獲得してから10年が経過した。昨年は“グリッド最速”と評されるマシンを持ちながらも、両方のチャンピオンシップをメルセデスに明け渡した。
マウリツィオ・アリバベーネは、オールラウンドでパッケージを改善させると同時に、フェラーリ内のメンタリティを変えることが、2019年にタイトルを取り戻すには不可欠だと感じていると語る。「我々は勝ち癖をつける必要がある」とマウリツィオ・アリベーネはコメント。「これまで言ってきたようにあらゆる強化が必要だが、我々はマインドを代えて、もう少し勝ち癖をつけることに取り組む必要がある」「当然ながら、チャンピオンシップに勝つためには十分な勝利を収める必要がある。それには他チームがどれくらいパフォーマンスを発揮してくるかに依存する」「とは言え、勝ち癖とは非常にシンプルなもんだ。1-2を達成したとしても、それが例外的なイベントである必要はない。それは習慣に違いない。そのように変化し、ファイターからウィナーにメンタリティを変える。それだけのことだ」マウリツィオ・アリバベーネは、2018年シーズンの単一のミスを非難することを拒否。ネガティブなことに焦点を当てず、チームの士気を維持することがフェラーリのアプローチだと語る。「セバスチャン(ベッテル)が言っていたように、彼はミスを犯した。それに真相を話せば、モンツァ以降、我々のクルマはそのレベルにいなかった。それも事実だ」「私はチームもしくはドライバーに指を指したくはない。我々が負けるときは一緒に負ける。我々が勝つときは一緒に勝つ。そういうことだ」
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