フェラーリの新CEOに就任したルイス・カミッレーリは、フェラーリはまだ2020年以降のF参戦契約にサインする準備はできてないと語る。フェラーリの前会長である故セルジオ・マルキオンネは、リバティメディアが推進する技術面、財政面、ガバナンス面の変更に反対姿勢を示しており、F1撤退も辞さないという強硬な姿勢を示していた。
「技術面、財政面、ガバナンス面に関する話し合いは続いている」とルイス・カミッレーリは La Gazzetta dello Sport にコメント。「将来を定義する主目的については基本的なコンセンサスがとれていると信じているが、そこに到達するの正確なビジョンに関してはまだまったく見えていない」「進歩は果たしている。すべてを含み、全参戦者がサインできる同意からはまだほど遠い。いずれ同意に達すると楽観視しているが、フェラーリとしては、F1がモータースポーツにおいてトップの技術的競技の場であることを損なうようなことがあってはならないと主張し続けるつもりであることを付け加えておきたい「利害の対立があるのは明らかだ。リバティはもっと金を稼ぎたいと考えているし、それは各チームも同じだ。だから、我々全員が少し待っているところだ」