FIA(国際自動車連盟)は、フェラーリが2018年F1マシンでリアウイングに排気ガスを吹くつけるための違法なエンジンマップを使用している可能性があるとして調査を進めている。今シーズン、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが開幕2連勝を飾る好スタートを切っており、フェラーリの2018年型F1パワーユニットはパフォーマンス面でメルセデスを上回ったとも報じられている。
今回、Marca が報じたところによると、フェラーリの2018年F1マシンは中国のコーナー毎に“異なるサウンド”を発していたとして、FIAの技術部門が連絡をとったという。「SF71Hはリアウイングに排気ガスを吹きつける特殊なエンジンマップを使用している疑いがある」と同紙の記者マルコ・カンセコは伝えている。今シーズン開幕前には、ルノーが排気ガスをリアウイングへ導くことでダウンフォースの増加を狙ってエキゾーストを上向きに角度をつけてレイアウトする“ブロウン・リアウイング”が注目を集めた。後にFIAはルノーの設計は合法だと結論づけている。だが、フェラーリについてはエンジンマップの違法性が疑われており、元フェラーリのデザイナーで現在はFIAで仕事をするニコラス・トンバジスは、フェラーリのエンジンマップを調査していると語る。ニコラス・トンバジスは「我々はコーナーで排気ガスの流れを増加するために特別に設計されたエンジンマップは受け付けない」とコメント。「許可を得るためには、そのような流れが、実際にパワーユニットのパフォーマンスを増加されるマップと一致する必要がある」フェラーリの2018年F1マシンで注目を集めているのはエンジンマップだけではない。セバスチャン・ベッテルのステアリングホイールには、キミ・ライコネンにはないレバーが装着されていることが指摘されている。
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