フェラーリは、この冬のF1パワーユニット開発で1000馬力の壁に到達目前のところまで改善を果たしていると報じられている。昨年12月、メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・カウエルは、同社のV6ターボハイブリッドが1000馬力の壁を破る目前のところまで来ていることを明らかにしていた。
Auto Motor und Sport は、2017年末にF1チームが実施したGPS測定でメルセデスが949馬力に到達したと報道。そして、ライバルであるフェラーリは15馬力差の934馬力を記録していた。フェラーリ専門ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、フェラーリも1000馬力の突破に近づいていると自身のブログで明らかにした。「パワーユニットの軽量化のために膨大な努力が注がれている」とレオ・トゥッリーニは述べた。「メルセデスのアドバンテージのひとつはパッケージ全体の軽量化だったが、フェラーリもそのミッションを成功させた」「ベンチテストではすでに最大ピークパワーで1000馬力が確認されている。すでにメルセデスはそこに到達してはいるだね」レオ・トゥッリーニは、フェラーリは2018年に対等な条件でメルセデスに挑める可能性があると考えている。「空力面に関しては風洞データは重要なステップを示している。バルセロナでの初テストではもっと理解することができるだろう」「だが、夢を見るのは良いことだ」ちなみにAuto Motor und Sport の報道では、2017年時点でルノーのF1パワーユニットは906馬力、ホンダに関しては860馬力だったと報じられている。関連:・メルセデス、F1パワーユニットで949馬力を達成・・・ホンダは860馬力・メルセデス 「F1エンジンは1000馬力の壁を破る目前」
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