フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、F1マレーシアGPで起きた信頼性問題に激怒。組織変更に乗り出した。フェラーリは、F1マレーシアGPの予選でセバスチャン・ベッテルのエンジンが故障してタイムを記録できず、決勝ではグリッドに並ぶ前にキミ・ライコネンのパワーユニットが壊れた。
フェラーリは、パワーユニット故障の原因を特定したとしているが、セルジオ・マルキオンネ会長はマレーシアでの失態に激怒。フェラーリのエンジン部門とエンジニアの“若手グループ”を変更すると述べた。2日(月)にイタリアで公開イベントに出席したセルジオ・マルキオンネは「昨日はフェラーリの2台ともがレースに勝つことができなかった」とコメント。「これは事実だ。シンガポールでも同じことが起きたかもしれない。それもまた別の事実だ。また、若手チームのせいで、そして、部品の品質がレースマシンにふさわしい品質でなかったせいで、パワーユニットに問題が起きたのも事実だ」「我々が介入し、対処している。マレーシアGPまでこの問題が起きなかったの運がよかっただけだ」「我々は品質部門に働きかけており、組織変更も行っている。レース中にこのような問題が起きるのは腹立たしいことだ」「ファクトリーでこのような問題が起きても大きな問題ではない。だが、グリッド2位にいてレースに出走できないのは本当に見苦しい」
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