フェラーリは、2017年F1マシンが『SF17-JB』という名前になるというサンタンデールが流した情報を否定した。フェラーリのスポンサーを務めるサンタンデールは、フェラーリの2017年F1マシンが、亡くなったジュール・ビアンキに敬意を表して『SF17-JB』と名称になることを示唆したグラフィックをツィートした。その後、サンタンデールは、当該ツィートを削除し、謝罪している。
フェラーリの育成ドライバーだったジュール・ビアンキは、2014年のF1日本GPでの事故で重傷を負い、意識を取り戻すことなく、2015年7月17日にこの世を去った。当時、マルシャのドライバーだったジュール・ビアンキは、カーナンバー17を使用しており、現在、F1では17番は永久欠番となっている。実はサンタンデールがツィートする前の1月上旬、F1ファンは Change.org でフェラーリの2017年F1マシンにジュール・ビアンキの名前をつけた『SF17-JB』という名前にしてもらうようオンラインで働きかけていた。サンタンデールは、この情報を間違って流したのかもしれない。スポンサーとしてはありえないことだが・・・。フェラーリの広報は「ニュースは根拠のないものです」と Corriere dello Sport にコメント。「ニースが彼の名前をストリート名につけたようなやり方が、ジュールを忘れないための最も適切でエレガントだと思います」フェラーリは、2月24日(金)にマラネロで2017年F1マシンを発表する。発表会にはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが参加する。フェラーリ、2017年のF1マシン名は『SF17-JB』?