サンタンデール銀行の責任者であるエミリオ・ボティン頭取が、バーレーンGPでフェラーリのモーターホームを訪れ、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長と20分の会談を行ったことが報じられ、サンタンデール銀行がマクラーレンからフェラーリへスポンサー契約を乗り換えるとの噂が再熱している。エミリオ・ボティンは、バーレーンでフェルナンド・アロンソ(ルノー)、そして、F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンとも話し合いの場を持ったとされている。
バーニー・エクレストンとエミリオ・ボティンは、バーレーンGPのグリッド上でお揃いの真っ赤なジャケットを着ていたが、これはサンタンデール銀行から贈られたものとされている。スペインの銀行であるサンタンデール銀行は、2007年にフェルナンド・アロンソのマクラーレン移籍と同時にマクラーレンのスポンサーとなった。アロンソが去ったあとも、サンタンデール銀行はマクラーレンのスポンサーを継続しているが、サンタンデールはスペインの英雄アロンソのマシンにロゴを掲載したいと語っており、この噂にはアロンソのフェラーリ移籍の可能性も含まれている。関連:フェラーリ、フェルナンド・アロンソとの契約を正式発表 - 2009年9月30日フェラーリ、サンタンデールとの5年契約を発表 - 2009年9月10日