フェラーリが、F1ロシアGPで大幅なアップグレードを施したエンジンを投入する可能性があると報じられている。 Auto Bild は、フェラーリが3トークンを使用して改良を加えたエンジンをF1ロシアGPで投入する可能性があると報道。フェラーリは、開幕戦オーストラリアGPと第2戦バーレーンGPで、いずれもパワーユニットのトラブルからリタイアしている。
これらの問題から、第3戦中国GPではフルパワーではなかったとみられている。そのため、パフォーマンスを目的とした改良ではなく、信頼性向上を目的とした改良であるとフェラーリは訴えたが、FIAはこれを認めなかったと Auto Bild は報じている。パフォーマンスの向上のための開発トークンは、年間32トークンの使用が認められている。フェラーリは、その大半をシーズン前に使用しており、シーズン中に使えるトークンは9しか残っていない。それに対して、メルセデスは13、ホンダは14、ルノーは25トークンを残している。また、セバスチャン・ベッテルは、F1中国GPですでに2基目のエンジンを投入しているため、次が3基目となる。今後、2基目のエンジンはフリー走行で使用することになるだろうと同紙は伝えている。今年、パワーユニットの各コンポーネントは、それぞれ年間5基の使用が認められている。関連:2016 F1ロシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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