フェラーリは、F1スペインGPの予選で、セバスチャン・ベッテルが3番手、キミ・ライコネンは7番手だった。セバスチャン・ベッテル (3番手)「ニコとルイスの後ろは最高の場所とは言えないけど、今日はこれが僕たちにできる精一杯だったと思うので予選には満足している。バランスを見つけて、マシンの感触を掴むという意味では、今週末はこれまでよりも少し厳しくなっている気がする」
「明日何ができるか考えてみるよ。クルマは改善しているけど、今週末は路面コンディションがちょっとトリッキーだ。風がかなり強くてクルマの至るところに吹き付けてくるし、タイヤもあんまり機能していない。たぶん少し硬すぎるかもしれない。メルセデスは苦戦していないようだし、いつもよりギャップが大きくなっている。明日は彼らにプレッシャーをかけられると思う。どうなるか見てみよう。長いレースになる。良い戦略で挑めることを願っているし、メルセデスと同じように明日に向けて新しいタイヤを1セット温存できている。彼らについていけるといいね。改良の余地はある。明日のコンディションが僕たちに向いていれば、またもう少し強くなれると思う。いつも通りベストを尽くす」キミ・ライコネン (7番手)「今週末はここまで思ったよりも苦戦しているし、何らかの理由で今日もクルマがスライドしてばかりだった。金曜日に苦労したので、確実に良くするために、チームと一緒に古いパッケージに戻すことに決めた。リスクはあったし、難しいかもしれないとわかっていたけど、これほどリザルトが悪いとは思っていなかった。Q2のフィーリングはまずまずだったけど、Q3でまた悪化した。グリップが足りず、酷いラップだった。あちこちで状況がうまくいかない週末のひとつだ。しかも、今日は加熱したブランケットのせいでミディアムタイヤを1セット失った。明日は明日だし、レースはまた別の話だ。理想的ではないポジションからのスタートだけど、僕たちには良いパッケージがある。スタートがうまくいけば何とかなるだろう。良いレースをするスピードはあるはずだ」関連:F1スペインGP 予選:ニコ・ロズベルグが今季初ポールポジション