ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリおよびF1チームの会長職を退任することを発表した。木曜日のフェラーリの取締役会を前に、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、23年間のフェラーリでの役割を終えることを声明で発表した。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、退任の決定は、来月フィアット・クライスター・オートモーティブが、ニューヨーク証券取引所に上場することとに促されたと述べた。
「フェラーリは、ウォールストリートへの上場においてFCAグループないで重要な役割がある」とルカ・ディ・モンテゼーモロは述べた。「これにより、新たな、異なるフェーズが開くことになる。私はグループのCEOを退くべきだと感じている」「これはひとつの時代の終わりだ。私は、エンツォー・フェラーリの側で過ごした忘れられない年に加え、ほぼ23年間を費やした会長の座を退くことに決めた」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、10月13日の上場までフェラーリの会長に留まる。フェラーリの新会長には、フィアットのCEOであるセルジオ・マルキオンネが就任する。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、就任期間にともに働いたフェラーリのスタッフに感謝するとともに、エンツォ・フェラーリの息子ピエロ・フェラーリへの言葉を送った。そこにセルジオ・マルキオンネの名前は出てこなかった。「フェラーリは、世界で最も素晴らしい会社だ。そのリーダーであったことは素晴らしい特権であり、名誉だった。私は、長年にわたって、熱意とコミットメントの全てを捧げてきた」「家族とともに、それは人生で最も重要なものであり、今後もそうあり続ける」「株主、特に常に私の側にいてくれたピエロ・フェラーリ、そして、長年、フェラーリに相応しい成功を収めてきた会社のみんなの幸運を祈っている」
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