フェラーリは、今後スパやモンツァといった“パワーサーキット”において、マルシャが手に入れたスピードに感謝しなければならないと Autosprint が報じている。同誌によると、フェラーリからパワーユニットの供給を受けるマルシャは、パワー不足のフェラーリのV6ターボパワーユニットを20馬力アップさせるためにテストに協力したいう。
報じられたところによると、タービンにより多くの熱を届けるシールドとして使用された“魔法のペイント”によってフェラーリのターボエンジンからより多く馬力を引き出すという。同誌が、フェラーリのエンジニアは、まずそのイノベーションをカスターマーであるマルシャのパワーユニットでテストすることを望んだという。厳しいエンジン開発の“凍結”により、FIAは信頼性の理由でのみシーズン中盤での変更を許可するとしている。