ジャック・ヴィルヌーヴは、フェルナンド・アロンソが新たなチームメイトとなったキミ・ライコネンを“叩きのめそう"としていると考えている。今年、フェラーリでは二人のチャンピオン同士の緊張関係が生じるとされていたが、これまでのところ、その予想は外れている。だが、ジャック・ヴィルヌーブによると、すでに心理戦は始まっているという。
「フェルナンドの計画は明らかだ。何が何でもキミを倒したいと考えているはずだ」とジャック・ヴィルヌーブはコメント。「テストでは穏やかだった。だが、フェルナンドはメルボルンで本領を発揮した」実際、メルボルンの週末では、キミ・ライコネンがマシンのハンドリングと悪戦苦闘したのに対し、フェルナンド・アロンソは、予選とレースの両方で楽々と彼を打ち負かした。「フェルナンドは最初の3戦で心理的にキミを叩きのめし、チームを自分の周りに集結させようとしている」とジャック・ヴィルヌーブは述べた。だが、キミ・ライコネンも反撃するはずだとジャック・ヴィルヌーヴは考えている「キミは“アイスマン”などではない」とジャック・ヴィルヌーブは主張。「ほっといてほしいので、そのようなイメージを作り上げただけだ。でも、他のドライバーと同じように、彼も悪いリザルトを好まない」「キミのファンは心配しなくていいと思う。彼は2007年にもハンドリングの問題を抱えていたが、それでもワールドチャンピオンになった」「それに、ルール変更も彼に有利に働くと思う。予選ではアロンソの方が速いだろう。でも、今年それは重要ではない」
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