フェラーリ、2014年F1エンジンを『059/3』と命名

「非常に複雑なプロジェクトです。我々は過去2年間にわたり、それに取り組んできました。1600ccのターボ付内燃機関、レースではわずか100リットルの燃料しか使えません。つまり、より効率的でパワーのあるエンジンが使われることになります」「ターボチャージャーに加え、排気ガスからエネルギーを回復できる発電機の役割も果たす電気モーターがあります。しかし、それは現在使われているもののほぼ2倍のパワーを出すことができます」「電気モーターによって発生する全てのエネルギーは、現在ｎものようりもずっと大きく、パワフルなバッテリーパックに保存されます。ですが、それはまだ燃料セルの下に装着されます」「電子制御システムは、それらの全ての新しい電子メカニカルデバイスを調整し、管理するためにさらに洗練されます」「新しいレギュレーション、魅力的なチャレンジですし、エネルギー回生とパワーユニットの効率性が大きな重要点となります」フェラーリのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、エンジンとシャシーを同じ屋根の下で製造できることはフェラーリのメリットだと述べた。「エンジンとシャシーを一緒に造れることは、フェラーリにとって素晴らしい利点です」と述べた。「他チームには同じことはできないですし、今年はこれまでとは異なり、クルマのシャシーに新しいパワーユニットを取り付けることは複雑なオペレーションになります。私はロータス時代に直接その経験をしています。エンジン供給元が要求に応えようとするのは事実ですが、ここで行われることとは同じではありません。ここには新車のデザインを定め、開発していくという一般的なタスクに関連している歴史的な文化があります」ルカ・マルモリーニは「我々は長年にわたってシャシー部門と並んで働いてきました」と付け加えた。「我々は、勝てるクルマに適応しないのであれば、エンジンのエンジニアがあまり多くの重点をひとつのプロジェクトに押しけることは無駄であることを知っているからです」「それはエンジンに限らず、ご存知のように過去よりもずっと複雑になるパワーユニットの他のエレメントにも関連してくることです」ジェームス・アリソンは「私に言えるのは、ルカに合意しているということだけです」と述べた。「この議論が、エレメントに実際に保たれています。近年、注目の的がエキゾーストにありました。ブロウイングは、面白い技術的なチャレンジを提供しました。しかし、個人的には、それらが除かれたことを嬉しく思っています。エンジンのパワーを最大限に引き出すことを目的としてエキゾーストを設計することに戻れるということですからね」