フェラーリは、2014年F1マシンのフロントサスペンションをプルロッド式から従来のプッシュロッド式に戻す見込みだと Autosprint が報じている。フェラーリは、2012年マシン『F2012』で、F1では10年にプルロッド式フロントサスペンションを採用。2013年マシン『F138』にも継続して採用された。マクラーレンも、2013年マシン『MP4-28』にプルロッド式フロントサスペンションを採用したが、それ以外のチームはすべてプッシュロッド式を採用している。
今シーズン、フェラーリはコンストラクターズ選手権で3位、マクラーレンは5位で終えた。同誌は、フェラーリがプルロッド式を断念して、2014年F1マシンではプッシュロッド式に戻すことがほぼ確実だと報じた。フェラーリは、大幅なレギュレーション変更が実施される2014年に向けて、ロータスの元テクニカルディレクターであるジェイムズ・アリソンを獲得している。チーム代表のステファノ・ドメニカリは、「来年は2位を争うのではなくトップを競えるように変更を行っている」と述べている。
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