キミ・ライコネンのフェラーリ復帰によって、レースエンジニアのロブ・スメドレーがお役御免となるかもしれない。 フェラーリでフェリペ・マッサのエンジニアを務めるロブ・スメドレーは、フェリペ・マッサと非常に親密で、まるで父親のようにかいがいしく世話をすることで知られている。
事実、ロブ・スメドレーが無線で長々とマッサに話しかけるのは有名で、しばしば“フェリペ・ベイビー”と呼び掛け、ドライビングや戦術について細かな指示を出している。先週末のF1イタリアGPでキミ・ライコネンのフェラーリ移籍の可能性が高まると、一部の内部関係者はロブ・スメドレーが“アイスマン”ことキミ・ライコネンと手と手を取り合って働く姿を想像して笑いをこらえきれない様子だった。 「彼らはマイクの付いていないヘッドセットを(スメドレーに)に支給しなければならないだろうね」とパドック内のある人物は笑いながら Auto Motor und Sport に語ったという。 Autosprint は、フェラーリが、昨年『ほっといてくれ、自分していることはわかってる』という名言を残したキミ・ライコネンとロブ・スメドレーを組ませることは考えにくいと報じた。 ロブ・スメドレーは、2014年にウィリアムズへ移籍するとの噂ある。ロブ・スメドレーは、ジョーダンでF1キャリアをスタートさせる前にウィリアムズのツーリングカーチームで働いていた。 同誌は、ロブ・スメドレーがただのエンジニアとしてウィリアムズに行く可能性は低く、技術面やエンジニアリング面でより大きな役目を担うことになるのではないかと予想している。関連:キミ・ライコネン、F1アブダビGPのレース中の無線応対が話題 - 2012年11月6日
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