フェラーリは、F1モナコGPの予選で、フェルナンド・アロンソが6番手、フェリペ・マッサはフリー走行3回目でクラッシュしたクルマの修復が間に合わず走行できなかった。フェルナンド・アロンソ (6番手)「残念ながら、今日はベストを尽くしたけど、望んでいたようにはいかなかった。木曜日の最初の2つのフリープラクティスセッションでは競争的ではなかったけど、状況は全員にとって同じなので、僕たちはより涼しい天候でのこの後退をに罪をなすりつけることはできない」
「今日はグリップが低かったし、午前中にソフトタイヤだったらもう少し苦しんでいたかもしれない。それよりはずっとシンプルだし、僕たちは他とは全く異なるこの非常に特別なトラックにクルマを適応させることに苦しんでいた。通常、僕たちはレースの方がいいけど、ここはオーバーテイクはほぼ不可能なので話は違う。何が起こるかわからないレースだし、スタートでは集団で身動きがとれなくなることを避けるために非常に慎重になる必要がある。幸い、メルセデスが一列目なので、順位表の直近のライバルたちはそれほど離れていない。キミは僕の隣からスタートするし、ベッテルは1列前なだけだ。チャンピオンシップでさらに彼らにさらに引き離されるわけにはいかないので、二人とも抜けることを願いたい。フェリペのことは残念に思っている。チームはベストを尽くしたけど、予選に間に合わせることができなかった。ここモナコでグリッド後方からスタートすることが、難しいレースをさらに厳しものにするかはよくわかっている。でも、彼がうまくやってくれることを願っているし、一緒に出来るだけ多くのポイントをホームに持ち帰りたい」フェリペ・マッサ (22番手)「予選に参加できなかったことにがっかりしているし、本当にフラストレーションを感じている。午前中の最終プラクティスセッションで、水溜りでブレーキしてクルマが底を打ち、フロントホイールが両方とも予想外にロックしてしまい、そこからはどうすることもできなかった。ガードレールにぶつかったあと、バリアとの次の衝撃を待っていた。幸いにも僕は大丈夫だし、ちょっと肉離れがあるだけだ。でも、クルマはとてもダメージを負った。メカニックたちは間に合うように修理しようとしてくれたけど、努力は実らなかった。彼らにとって多くの仕事だったし、全員がとても努力をしてくれた。彼らに本当に感謝したい。後方からのスタートになってしまったのは本当に残念だ。特にオーバーテイクがとても難しいトラックだからね。でも、今は楽観的に捉えて、明日のレースに集中する必要がある。追いつくためにアドバンテージを得られるかもしれない違ったことをして、セットアップと戦略面でなにかをする必要があるかを判断するためにやらなければならない仕事はたくさんある。非常に難しいポジションからスタートすることはわかっているけど、レースは長いし、何が起こるかわからない。いつもより最大限にプッシュして、チャンスを最大限に生かしたい」関連:F1モナコGP 予選:ニコ・ロズベルグが3戦連続のポールポジション