フェラーリは、F1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが優勝。フェリペ・マッサも3位に入り、ダブル表彰台を達成した。フェルナンド・アロンソ (優勝)「ホームレースで勝つのは3回目だけど、まるで初めてのようにとても強く感動している。スペイン全体にこの勝利をもたらすことができて最高だ。特に国が厳しい時期を過ごしているときだしね。ここに応援に来れなかった多くの人々のためにも嬉しく思っている」
「応援してくれたすべての人々、そして素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝している。予選は簡単とは言いがたかったけれど、スタート、戦略、ピットストップ、タイヤマネジメント、全てが完璧だった。スタートではいくつかポジションを上げる必要があったけど、ストレートの中間地点を過ぎたくらいでスペースがなくなってしまった。それでKERSを切ってをターン3で使った。GP2を見ていて、アウトサイドからアタックできると気づいたんだ。最後のストップは前倒しにしなければならなかった。スローパンクチャーを起こしていて、ラップの終盤は左リアタイヤがプレッシャーを失っていたけど、幸いにも最終的結果には影響しなかった。このクルマならチャンピオンシップを戦えると思う。5レースで2位が1回、そして2勝だからね。僕たちが最速ではないし、それを変えるために現場でもマラネロでも昼夜問わずたくさんの人が必死にがんばっていることは十分にわかっているので、これからは一貫したパフォーマンスを発揮し、できる限りたくさんのポイントを獲得しなければならない」フェリペ・マッサ (3位)「今日の表彰台にはとても満足している。本当に素晴らしいレースだったし、チーム全体にとってはファンタスティックな結果だ。後方からスタートするときは、全てがより複雑になるけど、スタートはうまくいったし、すぐに素晴らしいペースを発揮することができた。1周目はクルマが非常にコンペティティブだったおかげで何度かオーバーテイクを仕掛けられたし、タイヤを労わりつつもアグレッシブになれた。最後はキミと戦えるかもしれないと思っていたけど、ハードタイヤの最後のセットを履いたとき、新品セットならベストだろうと思っていたけど、オーバーステアになって、思っていたよりも早くにリアが失われていった。それでも、このトラックでのパフォーマンスにはとても満足している。これから僕たちはモナコにむかう。完全に異なるトラックだし、オーバーテイクはとても難しい。僕たちが最速のマシンではないことはわかっているけれど、僕たちにできるのは同じだけの努力で作業を続けていくだけだ。正しい方向に進んでいると確信しているからね」関連:F1スペインGP 結果:フェルナンド・アロンソが母国で今季2勝目
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