ルカ・ディ・モンテゼモーロは、フェラーリの会長職を続けていくため、自らがイタリア・フトゥーラを率いることを除外した。 ルカ・ディ・モンテゼーモロは、2009年にイタリア・フトゥーラ(Italia Futura)を設立。昨年、イタリア・フトゥーラは政党となり、今年の総選挙にむけて力をつけている。
だが、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、イタリア・フトゥーラを率いて政界に進出することを否定。マリオ・モンティ首相の第2期を支持すると述べた。「立候補するつもりはない」とルカ・ディ・モンテゼーモロは La Repubblicaにコメント。「過去数年に渡ってこの団体のために取り組み、サポートしてきた資格ある数多の人々に託す。彼らが主役になることこそ公平だ」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、政府のポジションがフェラーリでの役割に利害対決をもたらすことを懸念しちているが、政党内で役割を担い続けるつもりであることを認めた。「イタリア・フトゥーラはより広範囲な多様性のある形になろうとしている。自分がそのリーダーとなるつもりはない」「もちろん、私にとって、イタリア・フトゥーラの何万もの同僚、何百万もの有権者にとって、それは政治的なホームだ」「決定に関してはサポートするつもりだが、利害の対立につながるようなポジションにつくことはない」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、1991年からフェラーリの社長を務めている。
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