フランスのスポーツ省は、F1フランスGPに公的資金を交付しないと発表。カレンダー復帰を目指すF1フランスGP開催は厳しくなった。フランス自動車連盟(FFSA)は、2008年以来となるF1フランスGPの開催を目指しており、ポール・リカールとマニクールが開催地として名乗りを上げ、国からの補助金を求めていた。
しかし、フランスのスポーツ大臣ヴァレリー・フールネーロンは、F1開催に対する保証や財政支援の可能性を否定。計画に打撃を与えた。FFSAは、公式サイトで「大臣は、国がフランスGPに財政支援をしないことを認めた」と発表。FFSAのニコラス・デショー会長は「2つの候補地に対し、立候補を継続できる条件を検討するよう数日以内に質問する」と述べた、フランスGPは1991年から2008年までマニクールで開催されていたが、その後F1カレンダーから脱落。2013年の暫定カレンダーから漏れている。2013年のF1カレンダーは、28日(金)のFIAの世界モータースポーツ評議会で承認される。