フェラーリは、チャンピオンシップ争いの“危険人物”としてキミ・ライコネンの名前を上げた。キミ・ライコネンは、F1イタリアGPを5位でフィニッシュし、ランキング3位に浮上。今季まだ優勝していないが、一貫性のあるパフォーマンスでランキング首位のフェルナンド・アロンソに38ポイント差、2位のルイス・ハミルトンに1ポイント差まで迫っている。
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、チャンピオン争いはまだオープンであり、スポットライトは浴びていないものの優れたパフォーマンスを見せているキミ・ライコネンを警戒した。フェラーリの最大の脅威は誰かと質問されたステファノ・ドメにカリは「彼ら全員をリスペクトしなければならない」とコメント。「私はキミが危険なドライバーだと常に行ってきたし、彼はどんどん迫ってきている」「ハミルトンも彼が今持っているクルマを考えれば非常に強力だし、最後の数レースは何が起こるかわからない。トップ5〜6にいる全てのドライバーを非常に注意深くマークしておく必要がある」「彼らが走らせているクルマの競争力をレース毎に見ていく必要がある。それが今、我々がやらなければならない唯一のことだ」ステファノ・ドメニカリは、F1イタリアGPでレッドブルがノーポイントに終わったことにより、コンストラクターズ争いもオープンになったと考えている。レッドブルは、2位のマクラーレンに19ポイント差、フェラーリはマクラーレンから17ポイント差の位置にいる。「コンストラクターズは厳しいが、レッドブルのリタイアにより、トップ4チームにはまだ可能性があると言わなければならない」「我々全員にとってもうひとつのモチベーション要因になっている」
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