フェラーリは、F1ハンガリーGPの予選で、フェルナンド・アロンソが6番手、フェリペ・マッサが7番手だった。フェルナンド・アロンソ (6番手)「とても難しい予選になると予想していたし、実際にそうだった。2台のマクラーレン、2台のフォース・インディア、2台のレッドブル、そしてロータスと少なくとも8台のクルマが非常にコンペティティブな走りをしていたし、Q3に進むこと自体、達成するのは難しい目標だった」
「僕たちはそれを成し遂げたし、最終パートではタイヤ圧とフロントウイングに取り組んで、クルマのハンドリングをわずかに改善させることもできた。完璧なラップができなかったのは確かだ。いくつかのコーナーでコンマ数秒失っていた。午前中よりも風が強かったし、それは全員にとって少しサプライズだったと思う。全体的に見て、6番手はそこまで悪い結果ではない。ここはオーバーテイクが簡単ではないのは確かだけど、明日は雨が降るかもしれないし、それが全てを変える可能性があることはわかっている。さらにタイヤの挙動に関して未知の要因もある。昨日は誰もここで実際にロングランを試すことができなかったからね。特にタイヤのマネジメントに関しては本当に集中しなければならない。僕たちはまだドライでトップを争うことはできないし、僕たちはそれをよくわかっている。通常、レースでは状況は改善するし、チェッカーフラッグを受ける時にトップ4〜5でフィニッシュできればいいね。僕たちの目標はドライバーズランキングの直近のライバルをマークすることだ。彼らの前でスタートすることはわかっている。明日の午後に状況がどうなるか見てみよう」フェリペ・マッサ (7番手)「チームにとって簡単な予選ではなかった。フェルナンドと僕の両方が完璧なラップをまとめるのに苦労していたし、それは僕たちがQ3よりもQ2の方が速かったことからもわかると思う。Q2では良いタイムを出していたし、さらに改善できると期待していたので残念だ。でも、残念ながら遅かった。突然グリップが少なくなって、オーバーステアが増したので、これから理由を見つけなければならない。明日はとても暑くなるだろうし、雨の可能性もあるので、どのような状況にも対処できなければならない。タイヤの挙動に関して持っているわずかなデータを注意深く研究する必要がある。わずかにわかっているのは、ソフトタイヤに一定のデグラデーションがあって、満タンの状態ではさらにそれが感じられるということだ。明日は長いレースになるので、状況がどう展開するか様子をみてみなければならない。ライバルは非常に強いけど、表彰台フィニッシュのために戦うチャンスはまだあると思う。ハンガロリンクは僕のキャリアの数々の重要な瞬間の無頼だった。2008年にエンジン故障によって優勝が無情にも逃げていったことに始まり、1年後には事故へと続いた。ここでは多くの人達が近くにいて支え続けてくれているし、今日の午後は素晴らしい結果で彼らに報いたかったので2倍ガッカリしている。明日はそれを成し遂げたいね!」関連:F1ハンガリーGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション