フェラーリは、イタリア北部で発生した地震の被災者を支援するためにチャリティオークションを実施することを発表した。フェラーリは、このオークションに「フェラーリ 599XX EVO」を出品。2011年12月のボローニャモーターショーで公開された599XX EVOは、レース専用モデル「599XX」をベースにパフォーマンスを強化したモデル。
6リッター V12気筒エンジンは、最大出力が700psから750psへと高められ、最大トルクは66.3kgmから71.4kgmに向上。アクティブ・リア・ウィングを搭載する。またオークションには、スクーデリア・フェラーリのドライバーであるフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのレーシングスーツやヘルメット、過去のシーズンのレーシングカーのメモラビア・アイテムなども出品される。フェラーリは、東日本大震災のためにもチャリティオークションを実施し、7,000万円を越える寄付金を集めており、イタリア・ローマにあるチヴィタヴェッキアの姉妹都市である、宮城県石巻市へ全額送られた。